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無駄な抵抗とわかりつつ望みを託す

高校時代から10年付き合っている彼氏が最近ハゲてきた。本人も薄々感じているようで、鏡を見ては髪をなでつけてばかりいる。それでなくても彼のお父さん、おじいちゃん、母方のおじいちゃん、お兄さんとみんなハゲているので、ハゲの四面楚歌状態。絶対ハゲないわけはない。彼女の私もその運命を受け入れているのに、どういうわけか彼だけが納得いかないようだ。

無駄な抵抗とわかりつつ育毛シャンプーに望みを託し、評判を聞けばすぐにネットで調べて購入する。お陰で彼のアパートの風呂場には使いかけの育毛シャンプーが15本もある。どれもそこそこいい値段がするものばかりだが、一向に効果は表れない。とてもデリケートな問題なので私はそっと見守るしかないが、これ以上育毛シャンプーが増えるのは困る。

だから、さりげなく「サンプラザ中野ってカッコイイね」とか「松山千春って素敵」とか「安田大サーカスのクロちゃんってかわいい」とスキンヘッドの有名人をほめまくり、髪型チェンジを計っている。だけど、私の優しさは彼には全く伝わらない。今日もまた「スゲェいいシャンプーがあるみたいなんだ」と嬉しそうな顔をしてネットで育毛シャンプーを検索している。

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